【公式】東高津宮

- higashikouzu -

由緒

  • 仁徳天皇(にんとくてんのう)
  • 磐之姫命(いわのひめのみこと)

東髙津宮は「大阪市歌」に「髙津の宮の昔より」と歌われている浪速髙津の宮(たかつのみや)に都を営まれ、大阪発展の基を築かれた第十六代仁徳天皇と磐之姫皇后をお祀りしています。

[日本書紀]によれば仁徳天皇は即位して4年目に都から外をご覧になり、町にかまどを炊く煙がまったく見えないことに驚かれました。そして「都に近い場所でさえ、民は食事を作る事も出来ないのか」と3年にわたり人々の租税を免除され、自らも倹約に努められました。そして3年後には町に多くの煙が見え、「これで私も豊かになった」と仰ったといわれています。皇后は「宮殿も荒れ放題なのに何が豊かなのですか?」と不審がると仁徳天皇は「民が豊かになることが私が豊かになることだ」とお答えになられたそうです。

第16代天皇・仁徳天皇を祀る東高津宮の境内は常に穏やかな気が満ちています。ご神徳である【平・穏・安・寧】。穏やかな日々への祈り、希望がここにあります。

東高津宮の創建、沿革等は古文書が散逸した為に明確ではありませんが古地図に「仁徳天皇大宮跡平野社」と記されているように往古は「平野社」或は「仁徳天皇社」と称されました。明治維新後、現在の「東髙津宮」と改められ、明治四年(一八七一)村社に列格、大正二年(一九一三)には神饌幣帛供進社に指定されました。

「願い楠(ねがいクスノキ)」

境内左手のご神木[願い楠(ねがいクスノキ)]。参拝者の多くが、この[願い楠]に手を合わせ、御神威を授かります。 境内を見守るように立つこの「願い楠」は人々の切実な願い・祈りを長い年月にわたって受け止め続けてきました。

東高津宮のご神徳である[平・穏・安・寧]。揺れ続ける世相を反映してか、この地には心の「和」を求め各地から多くの参拝者が訪れます。

「夏の夜間特別参拝」

毎年夏に行われる夜間特別参拝。日中の東高津宮とは異なる幻想的にライトアップされた境内での体験は参拝者にとって忘れがたい経験となります。都会の中に突然現れる仄かな明かり。それは未来への希望を育む大切な明かりのようにも感じられます。

「平・穏・安・寧」

穏やかな日々への祈り、希望がこの地にあります。

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